WEBサイトのコンセプト

~ なぜ大手企業のサイトはカッコいいのか ~
ホームページはhtmlという文書とhtmlの装飾内容を決めるスタイルシートによって書かれていて、それをインターネットエクスプローラーやクロームなどのブラウザによって見る事ができます。
プログラミング言語などと比べると、htmlとスタイルシートはわかりやすい構造なので素人でもドリームウェーバーなど制作ツールを学べばホームページをすぐに作る事ができます。
じゃあ自分でホームページを作ろう と言う方が少なくないのはこの敷居の低さからです。でも、自作された多くの方が「うまく作れない」と途中で諦めてしまうことが多いのではないかと思います。

それはツールやhtmlなどを学びきれないという問題もありますが、それ以上に「サイトのコンセプト」がまとめきれない、デザインに表現しきれないのが原因だと思います。

例えばB to Bのビジネスを行うIT系企業サイトは「先進的で、機能的な」イメージが必要です。ブルーやグレイを基調にして近未来的でクールなデザインにすれば見に来る人はこの会社はカッコいいと感じてくれます。

逆にお年寄りやその家族に見て欲しい介護ビジネスのサイトでは「人間味があふれていて優しさや安全・安心」を感じてもらう必要があります。暖色系の色を使って、手書きの文字や笑顔・クレパスで描いたようなビジュアルなどで心安らぐイメージを表現すべきでです。

こうしたコンセプトとそれをデザインするチカラがあるので大手企業のサイトはカッコいいのです。表面だけをまねてもどこか垢抜けしないのは実はサイトコンセプトが抜け落ちて、内容がごっちゃになるからです。

この会社に「お金を払ってでも頼みたいな・この会社から買いたいな」とお客様に思ってもらうためにはそれなりの信頼関係づくりが必要です。今では、「取引をする前にサイトを見て相手のことを知っておく」というのが一般化しています。

営業活動と並行してホームページにしっかりしたコンセプトを立てデザインに反映させ、来訪された見込客の方によい第一印象を与えましょう。

それがホームページでの儲けに繋がる見込客獲得の第一歩でもあるのです。